未来の年表 河合雅司 講談社現代新書

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西暦3000年には日本の人口は2000人!”机上の計算”ではあるが衝撃的な数字だ.人口減少にに纏わる日々の変化は極めて僅か.昨日と今日の違いを指摘しろと言われても無理、影響を感じにくいため人々を無関心にする.このことこそがこの問題の難しさだ.

人口減少を「静かなる有事」と名付ける著者は「日本を救う10の処方箋」として第2章で提示している.賛同出来る部分として24時間社会「便利すぎる社会」からの脱却だ.コンビニやファストフードなどは24時間営業を廃止したら働き手を減らし省エネにも繋がる一石二鳥である.

また少子化対策として第三子以降は1000万円給付など、結婚したい子供を持ちたいと思いながら叶わないでいる人への障害を取り除くサポートが必要である.待たれているのは子供を持つことに大きなメリットを感じられるような対策、子供の数が多ければ多いほど経済的に優遇される仕組みを導入することだと説く.

続編も出ているようなので読んでみよう.★3.5

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