軽乗用車の運送使用を10月に解禁へ(政府方針)

2022年10月より軽乗用車も構造変更無しで黒ナンバーを取得出来るようになる。従来の黒ナンバーというカテゴリーは、軽バン、軽トラック、など基本は二人乗り(エヴリィバンなどは後席をしまいフルフラットに出来る)で、最大積載量が350kgとなっており、足回りも軽とは言え貨物用になっている。

10月からの解禁により、貨物運送事業に使用できる軽乗用車で積載できる貨物の重量は乗車定員人数1人分を55kgとする。乗車定員が4人でドライバーのみの場合、最大積載量165kgの貨物を輸送出来ることになる。簡単にいうと今までは軽乗用車で黒ナンバーを取得する場合、後部座席を取り外さなければ黒ナンバーは取得できなかったが、今後は後部座席を残した状態で黒ナンバーを取得出来る。

降雪地帯においては冬期間の車両不足が問題となっている。特に今年の札幌の降雪量は凄いことになっていて、フードデリバリーを生業にしている方々は大変な思いをしたはずだ。この閣議決定が業界に及ぼす影響を静観したい。

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