退職に向けて ①失業保険

退職理由には「自己都合」と「会社都合」があり、会社都合退職なら失業保険の受給条件が優遇される。ほかにも会社都合退職なら、住民税や国民健康保険が減免になるメリットもある。 優遇措置を受けるには「特定受給資格者」か「特定理由離職者」になることがポイントだ。

自己都合退職でも正当な理由があれば 「特定理由離職者 」になる可能性がある。通常の自己都合退職であれば給付制限期間が2か月あるが、「特定理由離職者」になれば待機期間7日経過した後すぐに失業手当が受給出来る。

正当な理由を付けることが出来る可能性があるのは

【正当な理由による自己都合退職】

  1. 体力の不足・心身の障害・疾病
  2. 妊娠・出産・育児により離職し、受給期間延長措置を受けた
  3. 家族の看護・介護など、家庭の事情の急変
  4. 家族との別居生活(単身赴任など)が困難になった
  5. 結婚・育児・事業所の移転などにより通勤が困難になった
  6. 希望退職者の募集に応じた

可能性があるのは 1.体力の不足・心身の障害・疾病 かと思われる。

特定受給資格者・特定理由離職者に該当するかは、会社の判断や自己判断ではなく、あくまでハローワークの判断で決まる。

会社が自己都合退職として処理しても、裏付けが取れればハローワークが特定受給資格者・特定理由離職者に変更してもらえる。資料を用意するなどの手続きはありそうだが、7日間と2か月では相当の差だ。チャレンジしないと損だろう。

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