魔力の胎動 東野圭吾 角川文庫

Bitly

風を読む不思議な能力を持つ円華と鍼灸師のナユタが問題を解決していくストーリー。「ラプラスの魔女」に繋がる前日譚らしい。どちらを先に読むのがベストなのか迷ってしまうが、こちらをまず読んでしまった。記憶が新しいうちに本編?の「ラプラスの魔女」を読みたい。本書は連作になっておりとても読みやすく、各章がスッキリとしている印象。引退を決意したスキージャンプ選手が最後の試合に臨む第1章、ナックルボールを苦手としているキャッチャーを立ち直らせる第2章、息子の不慮の水死から立ち直れない教師を救う第3章、ナユタの過去が明らかになる第4章、そして「ラプラスの魔女」に繋がる最終章。科学ミステリーな感じはガリレオ風。★3

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