桑田佳祐論

桑田佳祐が手掛けた26曲の歌詞に著者の桑田愛が溢れる考察で読み進める本。一曲あたりのページ数は10ページ前後でとても読み易い。マンピーのG★SPOTの章では「芥川龍之介がスライを聞いて、歌が上手いねとほざいたという」という部分をあげ、声に出して歌いたい日本語の最高峰だと。エロ、ナンセンス、シュール、そしてラブソング、日本語ロックという枠に囚われず多彩な曲を生み出している桑田佳祐の歌詞をここまで深く掘り下げた本は今までにないかも。桑田ファンもアンチにもオススメしたい。終章最後の二行が心に沁みる★4

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