先日、7MHz用のモービルホイップを屋根へと続くハシゴに設置した。
うまいことアースが取れたので無調整でSWRも下がっている。ひとまずは安心していた。しかしながら実際にリグを接続し(IC-705)電波を送出すると、自宅のインターホンが鳴動しカメラが起動してしまった。最初は何が起きてるか分からなかったが、インターホンIだと認識するまで時間はかからなかった。とりあえず何ワットで鳴動するのかボーダーラインを調べるために調べてみることにした。2.5Wは鳴らず、3W以上で動作していることが分かった。対策を講じ現象が消失するまで電波の送出を停止することにした。
自宅のカメラ付きインターホンはPanasonicのVL-MV190UXという機種。検索するとJK4USWさんのWebサイトが参考になった。
インターホンIに関してはJARLのHPも参考にした
当初、回り込みによるものかと思ったが、安定化電源からの接続を外しバッテリー駆動で電波を送出してもIは出たので電源からの回り込みは除外した。とりあえず出来る対策としては
①リグから出る同軸ラインにコモンモードフィルタを入れる、またはローパスフィルタを入れる
②インターホンの親機と子機の間にラインにコモンモードチョークを入れる
すぐに出来ることはフェライトコア(FT-140-43)の手持ちがあるので、それを利用しコモンモードを親機と子機の間に入れてみることだった。JK4USWさんのWebサイトにST101という商品を使用している画像があったので見てみると、これなら自分で作ってみたほうが早いと思い上記のコアに巻いてみることにした。
次回に続く
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