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第三次世界大戦はもう始まっている エマニュエル・トッド 文春新書

フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏によるロシアによるウクライナ侵攻に関する本。驚いたデータとして乳幼児死亡率はロシアよりアメリカのほうが高いとか、大学進学率で判断するとアメリカよりロシアのほうが女性の地位が高いことを知った。すでにウクライナ侵攻はロシアとアメリカの戦争、第三次世界大戦が始まっていると説く。またGDPは真の国力を表す指標にはなっていない。ロシアとアメリカでのエンジニア数を考慮すると、ロシア経済の耐久力を過小評価している。軍事支援はウクライナを破壊していることだと説く。刺激的なタイトルなので以前から読んでみたかった本。日本やアメリカからの報道ばかり目にするので、著者ような視点も面白く読ませていただいた。

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こはく主

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